【書評】『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』(井上はじめ著、新潮社)
私が株式投資を始めてかれこれ17年。これまで何冊もの投資本を読み漁り、色んなことを実践し、成功や失敗を経験した。その結果、全世界株式への定額積立投資が一番であるとの結論に達し、もう投資について学ぶことはないと思っていた。しかし、たまたま読んだ『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』(井上はじめ著、新潮社)はそんな私でも新しい発見があったので本記事で紹介することとしたい。なお、本書は投資経験があり、それなりに投資資金がある人向けではあるが、本書に書かれている投資についての考え方は初心者にとっても非常に参考となる内容となっている。