【雑記】東京マラソン2021の振り返り

雑記

2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021に参加してきた。大規模大会に参加するのは2019年12月の大阪マラソン以来だったので、今回は東京の街を走ることをとても楽しみにしていた。ただ、その前週に行われた大阪マラソンのように市民ランナーは参加できないのではないか、もし参加できたとしてもPCR検査をクリアすることはできるのかなど直前まで不安があった。そのため、レース当日の朝5時に陰性の確定通知を見たときの安堵感はたまらなかった。今回はそんな東京マラソンの振り返りをしてみようと思う。

 

目次

東京マラソン2021の目標と結果

私のフルマラソン自己ベストは昨年3月に参加した「葛飾あらかわ水辺公園Trial Marathon」で記録した3時間29分43秒である。今回の東京マラソンではこの自己ベスト更新を最低限の目標とし、調子がよければ3時間20分切りを達成したいと思っていた。結果、今回はグロスで3時間27分49秒、ネットで3時間26分32秒で最低限の目標である自己ベストは更新することができた。

ただ、ゴールした時点ではまだまだ余力があり、限界まで追い込んだ感じがまったくしなかったため、もっと攻めてもよかったのではないかというのが素直な感想である。

 

東京マラソン2021年に向けての練習内容

東京マラソンは地元を走ることができる特別な大会である。そのため、記録は狙いつつも、最後まで楽しんで走りたいと思っていた。ただ、これまでに参加したフルマラソンでは、最後まで歩かずに走れたことはなくツラいという思い出しかない。そのため、今回は最後まで歩かずに完走するために、距離走やガチユル走など脚づくりや持久力強化をメインに行なってきた。

ちなみにこの1年間における月間走行距離は250km〜280kmほどで、1週間の練習内容は下記のとおりである。

月:ジョグ(10km〜14km、4:50/km〜5:40/km)

火:ガチユル走(10km、ガチ走4:00/km、ユル走5:30/km前後)

水:オフ

木:ガチユル走(10km、ガチ走4:00/km、ユル走5:30/km前後)

金:オフ

土:距離走(30km、5:20/km〜6:00/km)

日:オフorウォーキング

 

今回のレースのよかった点

今回のレースを振り返り、自分なりうまくいったと思ったのは、ペース配分と補給である。これまでのフルマラソンではいつも前半に突っ込んで入ってしまい、後半に撃沈するパターンばかりであった。そこで今回は「30kmまでは眠ったように走る」を意識し、前半はオーバーペースにならないことだけに注力していた。そのおかげか、これまでのレースで急激にペースが落ちていた30km〜35kmを過ぎてからも(向かい風のせいで若干ラップは落ちているものの)ペースを落とさずに走ることができた。

また、いつもなら内臓疲労により体が受け付けなくなるジェルを無理して摂取したこともよかった。今回用意したのは、モルテンのジェル100という商品。これを20km、27km、35km(ここではカフェイン入り)の3回摂取した。モルテンのジェルは他社製品に比べると非常にかたく、しっかりと咀嚼をしないと飲み込むことができない。フルマラソン中盤以降の疲れているときに咀嚼をして摂取するのは意外ときつい。それでも後半のエネルギー切れを防ぐために無理矢理摂取したおかげで、エネルギー切れは起きなかった。

(ちなみに前日から当日のレース前までにモルテンのドリンクミックスも2袋摂取して臨んだおかげか、喉の渇きもそこまで感じなかった。)

 

 

 

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今回のレースの反省点

一方で、今回のレースの反省点を挙げるとするならば、オーバーペースを必要以上に恐れ、消極的になってしまったことである。過去のマラソンのような苦しみは味わいたくないという気持ちが先行し、ペースを抑えすぎてしまった。

また、今回はスタート直後からGPSウォッチの距離と実際の距離が一致しなかったため(1km地点に到達したとき、GPSウォッチではすでに1.2km走ったことになっていた)、GPSウォッチのペースはあまり気にせず主観的なペースで走ってしまったのもよくなかった。今となってみれば、距離表示ごとに手動でラップを記録していればよかったとも思うが、走っている最中には思い浮かばなかった。

 

▲GPSウォッチではフルマラソンより約1km長く走ったことになっていた。

 

今後に向けて

今回の東京マラソンでは、初めて最後までペースを維持して走ることができたため、そこは素直に嬉しかった。ただ、後半の失速を怖がりすぎてしまい、全力を出し切れなかった悔しさもある。今後はこれまで行ってきた脚づくりや持久力強化を継続しながらも、スピード練習もきちんとこなしていきたいと思う。その上で次回のフルマラソンでは、今よりも「速く」そして「ラク」に走ることで、今回達成できなかった3時間20分切りを達成したいと思う。

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