100kmウォークを完歩するためのシューズの選び方

雑記

先日の記事では私自身の経験から100kmウォーク完歩に向けたコツを書いてみたが、今回はシューズ選びに特化した記事を書いてみたい。100kmウォークではどのようなシューズを選べばよいのかわからないという方にとって本記事が参考になれば幸いである。

 

目次

基本はランニングシューズを選ぶべし

もし参加する100kmウォークのコースがロード(アスファルト)であれば、基本的にはランニングシューズを選んでおけば間違いない。ランニングシューズといっても、いろんな種類のシューズがあるが、基本的には軽量かつ衝撃吸収性に優れており、なおかつ自分の足に合うサイズのシューズを選ぶのがポイントになる。

100kmという道のりは非常に長いため、少しでも疲労を軽減させるために軽いシューズを選ぶのは重要である。また、歩きでも着地による衝撃は少しずつ体にダメージを与えるので衝撃吸収性に優れたシューズを選ぶことも大事である。

シューズを選ぶ際には必ず試着をして、キツく(またはゆるく)感じる部分はないか、履いていて違和感がないかということも入念にチェックしておきたい。こればかりは感覚に頼るしかないが、肉刺、靴擦れ防止のためにシューズの試着は納得いくまでやっておきたい。

 

流行りの厚底は100kmウォークではおすすめしない

ランナーの間では厚底シューズが流行っている。しかしながら、100kmウォークでは厚底ではなく薄底のシューズを選ぶようにしたい。私自身ランニングでは厚底シューズを愛用しているが、厚底シューズは歩いているときには着地が安定せず足首がぐらつく感じがする。特に厚底の中でもクッション性が高くふわふわしたソールのシューズは着地時の不安定さをより感じる。

もちろんクッション性の高さは着地衝撃を緩和してくれるだろうが、ふわふわしたソールのシューズを歩きで使うのは動きやエネルギーのロスも大きい。そのため100kmウォークでは厚底よりダイレクトに地面に力を伝えられる薄底がおすすめである。

 

コンディションによってシューズ選択を変えるのはあり

これまで100kmウォークでは薄底のランニングシューズがおすすめであると書いた。しかし、路面や天候によって違うシューズを選ぶのも「あり」である。たとえば路面状況がよくない、天候がよくない場合にトレイルランニングシューズを選ぶのはよいだろう。トレイルランニングシューズはソール(靴底)にラグ(溝)があるので、滑りにくくなっている。また、シューズによっては防水仕様のものもあるので、ゲイターなどと併用すれば足が濡れるのを防いでくれる。

一方で本格的な登山靴やワラーチなどのランニング用サンダルを選ぶことは避けたい。登山靴は非常に重く着脱にも時間がかかるし、平地ではあまり歩きやすくない。また、ワラーチには衝撃吸収性がほとんどなく、足への負担が大きいので100kmもの長い道のりで使うのは賢い選択とはいえない。

 

読書沼的おすすめシューズ

100kmウォーク完歩のための個人的なおすすめはアルトラのシューズである。アルトラはあまりメジャーなメーカーではないが、下記の点からも非常に優れたシューズと言える。

  • シューズのヒール部分とつま先部分の地面からの距離が同じ
  • 足指部分が自然に広がり、リラックスできる構造

シューズのヒール部分とつま先部分の地面からの距離が同じであることで正しい姿勢で立つことができる(裸足で立っている状態と同じ)。また、つま先部分がゆったりしたデザインになっているので足指部分が自然に広がるようになっている。これにより足が本来持つ機能を最大限に活かすことができ、人間にとって自然な歩き方を身につけることもできるのである。

私は2021年6月12日、13日に開催された富士山一周ウルトラフリーウォーキング125kmを22時間48分で完歩したが、そのときはアルトラのリベラというシューズをチョイスした。もちろん125kmもの距離を歩いたので筋肉へのダメージはあったが、足指がリラックスできる構造のおかげでストレスはまったくなく、肉刺(まめ)や靴擦れとは無縁であった。

そんなわけで私のおすすめはリベラというモデルであるが、このリベラ以外にも様々なモデルが出ているので、好みの一足を選んでみてほしい。

ALTRA [アルトラ] RIVERA M [Black.Grey] メンズ リベラ [AL0A4VQL] トレイルラン、ハイキング、ファストパッキング、トレイルレーシングシューズ MEN’S

 

 

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